トップページ » SEO対策 » リンクの評価について


リンク

  • 検索エンジンにとってリンクとは、そのサイトの人気投票のようなもので、被リンクが多いサイトは人気があるサイトとみなされて、検索結果に上位表示されやすくなります。しかし、どのようなサイトからリンクされた場合でも、同じ1票になるとは限りません。ここでは、リンクまたは被リンクについての評価概念を説明します。


    先述した「被リンクが1票」ということで、多くのサイトからリンクされるほど良いように思えますが、Googleでは「どこのページにリンクを張っているか」という要素も評価しています。これにより、被リンクのみではなく関連性のある重要度の高いページの多くにリンクを張っているページは、リンク先を適切に判断しているとされてリンクを張っているページも評価されることになります。


    「相互リンクはSEO効果があるのか」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。実際、相互リンクすることで検索順位がアップした方もいれば変わらない方もいます。これは、相互リンクしているサイトの数だけでなく、サイトとの関連性や品質・信頼性も合わせて評価しているからです。確かに被リンクが増えるほど効果が期待できますが、質の悪い被リンクばかりを増やしてもSEO対策にはなりません。無関係でユーザーに無益なリンクばかりだと検索エンジンにも評価されません。


    検索エンジンはリンクの品質・信頼性・関連性を評価して、サイト全体を評価する材料の1つとして利用しているとされています。サイトの評価を上げるには、関連性の高い良質な被リンクを獲得する必要があるということです。検索エンジンから敬遠されやすい分野(アダルトコンテンツなど)のサイトとは、相互リンクしない方がよいでしょう。個別に相互リンクする場合は、リンクする相手を確認するようにしてください。


    また、1ページに50以上ものリンクを設置しない方がよいとされています。相互リンクする場合は、1ページに50以上ものリンクを詰め込んでいないか確認しておく必要があります。同時に自分がリンク集を作成する場合も気をつける必要があります。1ページにまとめたくてリンク数が50以上になってしまう場合は、アンカーに「rel="nofollow"」属性を付与します。そうすることで「このリンクをたどらない」「評価しない」といった指示を検索エンジンに与えることができます。


    ブックマークについてですが、ほとんどのブックマークで「rel="nofollow"」属性が付与されています。つまり、自分のサイトにブックマークを設定しても、被リンクは獲得できないことになります。しかし、Yahoo!ブックマークなどに登録しておくとブックマーク人数が検索結果に表示されたりします。アクセスアップにつながる可能性はありますので、登録しておいても損はないでしょう。


    ではどのようにすれば、良質な被リンクを増やすことができるのでしょうか。それには以下の方法があります。


    適性を確認しながら無料で相互リンク

    どれが検索エンジンにとって良質なリンクかはユーザーには分からないので、とりあえず関連性のあるリンク集に相互リンクを申し込みます。手間がかかりますが、無料の相互リンクを自分の目で確認しながらリンクしていくと、関連する被リンクを無料で増やすことができます。手動で行うことで1日にリンクすることができる数も限られて、SEOスパムとみなされる可能性も低いでしょう。検索エンジンは1日で不自然な被リンクが大量に発生したことを確認すると被リンクとみなさずSEOスパムと判定することがあるようです。


    相互リンクサイトを作成

    これは相互リンクを受け付けているサイトを自分自身で作ってしまおうというものです。サイトの関連性を求めるならカテゴリを限定します。リンク相手のサイトの質を求めるなら自動ではなくて審査制にします。審査制にするとサイト構築後も審査するのにそれなりの手間がかかります。相互リンク募集サイトを作成するなら、無料でCGIを配布しているサイトを利用すると手間も費用も削減できます。「tooland」や「WonderLink」などで、相互リンク募集サイト構築用のCGIを無料で提供しています。


    ディレクトリ型検索エンジンに登録

    ディレクトリ型検索エンジンとは、人手で構築したウェブディレクトリ内を検索するシステムのことです。人手で構築しているため、質の高いウェブサイトを検索することが可能となっています。概要を人手で記入しているため、検索結果の一覧から目的のサイトを探しやすく、サイトのカテゴリ分けがされていることから、特定分野や地区などに限定したサイトを探しやすので、SEO対策としても有効な手段とされています。本来の目的は、特定のディレクトリ型検索エンジンからの集客を図ることなのでしょうが、他の大手検索エンジンが被リンクとみなすことから、被リンクの獲得につながりSEO対策としても有効と考えられています。登録は審査制で審査には費用が発生します。登録されると多くの被リンクが獲得でき、以降も被リンクが増える機会を得ることができます。ディレクトリ登録審査サービスには「Jエントリー」や「iディレクトリ」などがあります。



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  • goo、Excite、NECビッグローブ、ニフティなど、国内を代表する大手ポータルサイトから依頼者のサイトへダイレクトリンクするディレクトリ登録審査サービスです。
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書籍の紹介
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    発売:2010/10/02
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    著者:阿倍 圭司
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    評価:初心者向けの書籍です。リスティング広告を出そうと考えている人に基礎的な情報を提供してくれます。すでにリスティング広告を熟知して使いこなしている方は、実践的な新しい情報を得ることが出来ないかもしれません。
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    内容:ウェブ分析をはじめる前に、サイトの課題発見から改善まで、集客と導線の最適化、一歩先のウェブ分析手法
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  • Webサイト制作・運営に役立つ! ホームページ担当者が最初に覚える100の基本
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    著者:服部 洋二、田中 充
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    内容:著者はSEO担当・SEM担当いずれもプロのコンサルタントで、現場で培ったノウハウを惜しみなく伝授します。
    評価:中級者向けの書籍です。SEO、SEM、アクセス解析、各ツールの利用方法などが記載されていますが、SEOについての基礎的な知識を得るための書籍ではなく、アクセス解析を実践するための書籍です。