トップページ » SEO対策 » 重複コンテンツについて


重複コンテンツ

  • コンテンツとは「内容」と訳すことができます。Webサイトのコンテンツとは、Webサイトに掲載されている情報の内容を指します。


    重複コンテンツとは、同じ内容のページが複数のURLに存在する状態を指します。基本的に検索エンジンは、同じWebサイトで重複したコンテンツのページは登録しないようにしています。もし、同一コンテンツを重複して登録(インデックス)していくと、ある検索要求に対する検索結果として同一内容を持つ異なるURLを複数ページ表示することになり、必要な情報を欲するユーザーの利便性を損なうからです。


    したがって検索エンジンが同一コンテンツのページと判定したら、最もキーワードにマッチした評価の高いページのみを登録し、他の同一コンテンツのページは登録しません。


    目的のページを検索結果に上位表示するには、ページを検索エンジンに登録する必要があるので、ここで支障が出るのはサイト運営者にとって大問題であり、十分に配慮してからページを作成する必要があります。


    しかし、運営者が十分に配慮していても外部的な要因により、ウェブサイト上に重複コンテンツが発生する場合があります。例えば、サイト運営者の許可を得た記事の引用や同一商品の紹介ページなどです。検索エンジンは独自のアルゴリズムによりオリジナル(出典元)を判定しています。これはウェブサイトの公開日時だけでなく、リンク構造など他の様々な要素を用いて総合的に判断しています。したがって、サイト運営者の許諾を得ていないような、コピーサイトが検索上位に表示されることは基本的にありません。


    自分のサイトをそのままコピーした場合の対処法

    ページを手早く増やすために、自分のサイトをそのままコピーしても、検索エンジンにインデックスされないということです。ウェブサイトのページ数を増やすことは最大のSEO対策といえますが、そのままコピーしても検索エンジンに認識されませんし、アクセスアップは見込めません。コピーサイトを検索エンジンに認識させるには、キーワードの種類や数を変える必要があります。そうすると、コピーサイトではなくなるわけです。


    サイト内部(同一ドメイン)に重複コンテンツが存在する場合の対処法

    検索エンジンに登録させたくないページのURLを「robots.txt」に記載したり、HTMLドキュメントの「meta」タグに「noindex」を記述する方法があります。印刷用・ウェブ用でサイトのページを分けていて、重複コンテンツが発生してしまう場合は、登録させたくない方のページを別フォルダに格納しておいて「robots.txt」で別フォルダの登録を拒否すれば、フォルダ単位で簡単に管理できます。例えば、印刷用ページは全て「print」というフォルダに入れておき、「robots.txt」に「Disallow: http://○○/print/」と記載することで「print」をクロールさせなければ問題が解決するといった具合です。


    サイト外部(別ドメイン)に重複コンテンツが存在する場合の対処法

    対処法としては、オリジナルコンテンツ作成側へリンクを返すようにすることが挙げられます。つまり、同一コンテンツが、他のサイトに掲載される場合はコンテンツ提供側にリンクが張られるようにする必要があるということです。この行為はSEOとは関係なく、引用・転載する際のルールとして行われています。検索エンジンは、返されたリンクをオリジナルコンテンツ作成側の識別材料として利用し、オリジナルコンテンツ作成側が検索結果に上位で表示されます。


    もし、サイト運営者の許諾を得ていないようなコピーサイトが発生した場合は、コピーサイトの管理者に著作権違反であることを呼びかけてください。文章だけでなく、デザインを含めてサイトを丸ごとコピーする人もいます。この場合は、SEOとは別問題になります。



SEO対策
SEO対策ならディレクトリ登録
  • WEBサイトを、提携パートナーサイトが導入している、ディレクトリ型検索エンジン「Jディレクトリー」へ登録するための有料審査サービスです。発生する費用は登録審査料金のみとなります。
  • 日本最大級の地域ポータルサイトe-まちタウンの316サイトから1日10サイトずつ、紹介(被リンク)されます。登録審査料は1度の支払いのみで、登録後の月額費用などは一切発生しません。
  • iコラムは、50ものメディアサイトに依頼者のサイトに関するコラム記事を掲載できる記事体広告サービスです。プロのライターがSEO・口コミ・広告効果のある記事を執筆し、半永久的に掲載されるので長期的な集客効果が見込めます。
サイト内検索
書籍の紹介
  • 入門 ウェブ分析論〜アクセス解析を成果につなげるための新・基礎知識〜
    入門 ウェブ分析論
    発売:2010/10/01
    定価:2,415円
    著者:小川 卓
    内容:ウェブ分析をはじめる前に、サイトの課題発見から改善まで、集客と導線の最適化、一歩先のウェブ分析手法
    評価:様々な対策を行った上で分析をするための参考書であり、中級者以上に向けた書籍といえます。アクセス解析をもっと分析したい方にとっては、有益な情報を得ることができる書籍ではないでしょうか。
  • Webサイト制作・運営に役立つ! ホームページ担当者が最初に覚える100の基本
    Webサイト制作・運営に役立つ!
    発売:2010/06/05
    定価:1,575円
    著者:服部 洋二、田中 充
    内容:筆者の実体験をベースにWebサイトを制作・運営する際に必要となる知識を「100の基本」としてまとめました。
    評価:初心者向けの書籍です。中小企業のWebサイトに携わる方向けの書籍ですので、個人のウェブサイトにも適用しやすい内容となっています。
  • プロが教える Google Analytics 実践テクニック
    Google Analytics 実践テクニック
    発売:2010/06/05
    定価:2,079円
    著者:大角 誠之、阿部 圭司
    内容:著者はSEO担当・SEM担当いずれもプロのコンサルタントで、現場で培ったノウハウを惜しみなく伝授します。
    評価:中級者向けの書籍です。SEO、SEM、アクセス解析、各ツールの利用方法などが記載されていますが、SEOについての基礎的な知識を得るための書籍ではなく、アクセス解析を実践するための書籍です。